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視覚の記憶・死角の記録

blende1.exblog.jp

2018年の買い納めはこれ

 しれっと復活、となるかどうか、今後も更新が続くかどうかはわかりませんが、ふと懐かしさに誘われて古巣で機材ネタ。

 今日、というかもう昨日か、届いた機材。
2018年の買い納めはこれ_c0140656_01044229.jpg











SONY α7, Summilux 35mm F1.4 (1st)

中身は中判用レンズ。なぜにいまこれを買う、と我ながら突っ込みたくなる…。


# by blende1 | 2018-12-19 01:09 | Middle Format

U-125A、救難物資投下

 もちろん航空祭の一コマですけどね。エプロンから見て最もよくなるように考えられてるから脚立エリアからだと後姿になっちゃうんですよねぇ・・・。
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EOS-1D X, EF 400mm F5.6L USM

 去年は投下の瞬間を撮り逃し・・・。今年もすっかり忘れてたんだけど、直前でなんとか思い出しました。エプロンにいれば基地内の放送が聞こえてくるんだけれど、脚立エリアはそれも微かにしか聞こえないという不利な点もあるんですねぇ。いろいろ学ぶことが多いです。^^
# by blende1 | 2014-09-25 23:26 | Digital SLR Camera

小松基地航空祭2014

 今年も小松基地航空祭に行ってきました。

 去年が初訪問・航空祭デビューでしたが、その時は早起きして公共交通機関で行って、朝7時すぎにはJR小松駅に着いていたのに、駅前からシャトルバスに乗れるまで30分ほど待たされ・・・。最初の展示飛行は小松駅前で見たのでした。^^

 ということで、2回目の今回はちょいと知恵?を働かせ、マイカーで今日の朝5時には小松入り! すでに駐車場は各所満杯で(前日入りして車中泊している人たちでしょうね)、いきなり苦戦。でもなんとか空いている駐車場を見つけ、駐車(駐車場のリスト、プリントアウトしておいてよかった!)。機材を背負って徒歩で基地を目指します。

 で、開門の1時間以上前の朝6時20分には「自衛隊前」という名の交差点に達するも、すでに小松基地の入り口となる東門からは長蛇の列が! 最後尾を辿って行くと、門から優に800mは離れているところまで行く羽目に。コンクリートの壁が終わって、金網越しに基地が覗ける辺りです。列の最後尾に達したのが6時40分ごろでしょうか、そこから7時半まで約50分まったく動きなし。(滝汗) 最初の展示飛行は7時45分だというのに、これは去年の二の舞いか?、と端から暗澹たる気分に。。。

 が、ようやく7時半になんとか列が動き始め、最初の展示飛行が始まるまでには目指す脚立エリアに到着。もちろん、先頭から800mも後ろに並んでいたわけだから脚立エリアのいい位置は完全に確保されてしまっています。

 確保している人たちはおそらく真っ暗なうちから、場合によっては前日から徹夜組で並んでいた人たちでしょう。カメラもレンズも椅子も脚立も半端ないレベルのもので、この人たちが途中で移動するなんてことはありえないし、「今ごろ来て前に出ようなんて思ってるのか?そんなことさせんぞ!」との殺気立ったオーラがその場の人たち皆から発せられていたので、早々に脚立エリアを離れることにしました。

 で、どこに向かったかというと一般エリア。ここでも既に仕切りのロープから二重三重の人垣が出来ていて、前には行けそうにありません。脚立エリアと違って、一般エリアは脚立はもちろん、三脚も折りたたみ椅子の使用もできないはずですが、使用している人多数。。。自衛隊の案内係の人もあえて注意はしないので、ここも後に空くことは期待できそうになく。。。

 ということで、一般エリアの中でも、あまりコアなファンじゃなさそうな、ピクニック気分で来てそうな人たちの後ろに陣取ることに。そんな場所の方が雰囲気が和んでいてよさげだったし、なにより脚立エリアのようなピリピリした緊張感、殺気立った感じがない!

 で、そこで3列目にいて午前の飛行展示撮ってたんですね(飛んでしまえば上空ですから、別に最前列じゃなくてもたいていのものは撮れるんですよ)。そしたらyoss70の前にいた数名がいつの間にかいなくなってて、空白になっていたので自然と3列目から2列目に「昇級」! さらに昇級後もおとなしく2列目で撮影してたら、前にいたカップルの女の子の方が「モデル撮影に行きた~い!」ですと。。。

 主導権は彼ではなく彼女の方にあるようで、そそくさと荷物まとめてビニールシート畳んで立ち上がっちゃったので、念のため「ここ、空くんですか?」と尋ねてみると、「ええ、よかったらどうぞ」と、やはり彼女の方がしきって勧めてくれたので、ありがたく入らせてもらうことに。

 で結局、なんの交換物も求められない「わらしべ長者」よろしく最前列を確保でき、そのまま待って午後のブルーインパルス、いい場所で見られました。v^^ まあこんなラッキーは二度とないだろうから、来年はもっと精進します。

 ということでやっと写真。
小松基地航空祭2014_c0140656_235048.jpg
 なんの障害もなくタキシングが間近で撮れるなんて感激! 好天ということで、陽炎がすごいのですが。。。

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 4機編隊のスモーク飛行。

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 くるっと回転したところで、鳥撮りで言う「背打ち」も。

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 展示も佳境、コークススクリューも押さえ、

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カメラを持ち替えて、ハートも、

小松基地航空祭2014_c0140656_23554240.jpg
星も無事ゲット!

 それにしても鳥を撮っても、飛行機を撮っても、EF 400mm F5.6L USM、いい仕事してくれます。鳥と違って飛行機の場合、たしかにズームレンズの方が便利だな、とは航空祭2回体験しただけで十分わかりますが。
小松基地航空祭2014_c0140656_003518.jpg
 見よ、このすごい解像度!(大袈裟!(*^_^*)) パイロットの姓、SAWAMURAもSONODAも十分判読できるほど!!

●使用機材:EOS-1D X, EF 400mm F5.6L USM(星とハート以外)


 
# by blende1 | 2014-09-20 23:07 | Digital SLR Camera

消費税、8%への税率アップの前日

 1989年4月1日、初めて3%で消費税が導入されたとき、yoss70はまだ18歳。大学1年生になった年のこととて、教科書・辞書を購入するのに小銭が出て大変だなぁ、などと思うくらいで買いだめなど無縁。

 1997年4月1日、26歳で迎えた消費税の税率が3%から5%に上がる日。やはり特に行動した覚えはない。

 2014年3月31日、消費税税率が8%へアップする前日、43歳のyoss70、勤務後、細君と買い物に出かけ愕然。スーパーの商品棚は軒並みガラガラで、学生時代に訪れたことのある共産主義国家のお店のよう。しかも普段9時まで営業している地元スーパーも今日ばかりは7時閉店で、閉店後は明日からの税率変更に備えるとのこと。

 いやはや。今日の晩ご飯の八宝菜に入れる豚バラ薄切りを買いたかっただけなのに、肉が全然ないなんて・・・。涙 みなさん買いだめがお好きなんですね。
# by blende1 | 2014-03-31 20:04

自然を名づける

自然を名づける_c0140656_1721078.jpg

 遺伝子解析により生物の系統を明らかにする分子系統学の研究が進んだことで、タカ目からハヤブサ類が分かれ、ハヤブサ目が新たに独立したのは記憶に新しいところですが、↑の本、鳥類を含む生物分類学の歴史やそれぞれの分類の原理・原則を大雑把に、素人にもわかるように述べたもの。

 アリストテレスの分類に始まり、環世界センスに基づくリンネの分類を経て、19世紀ダーウィンの進化論の影響を受けた進化分類学、20世紀に入って以降は数量分類学や分子分類学、果ては分岐学派のことまで、生物分類には一切縁がなかったyoss70にもわかりやすく書かれています。

 最新の急進的な分類によると魚類というカテゴリーは存在しないとか、鳥類は恐竜だとかってなショッキングが帰結が導き出されるようですが、その辺りの詳しい経緯、ご関心の向きはぜひご自分で手にとってご覧ください。

 表紙のきれいな、というか奇妙な鳥のイラストに魅かれて買ってみました。一般書とは言え、湯船とベッドでちょこちょこ読むだけでは読了までにひと月近くかかってしまいました。

 生物種は300万~3000万種くらい存在すると見積もられているということ、にもかかわらずこれまでに分類・命名されているのは180万種に過ぎないということを知るにつけ、まだまだわからんことはたくさんあるんだなぁ、と一方で実感しつつ、見積もりの幅の大きさに、生物分類学というのはなんて悠長なおおらかな学問なんだろうと他方で微笑ましくも思いました。

 あ、yoss70、高校では化学選択で共通一次も化学だったので(ちなみに共通一次の化学は100点満点とれましたv^^)、文系ながら生物は高校一年生の時に理科Iでちょっとやっただけなんです、はい。^^;

 進化分類学のところだったかな、菌類と植物と動物の分岐ではまず菌類と動物を含むグループが植物と分離したってくだり、なかなか刺激的でした。その解説にあった「ピザの上で隣り合ったトマトとマッシュルーム、進化の観点から言えば、マッシュルーム(菌類)は隣のトマト(植物)より、ピザを食べようとする人間(動物)とより近縁なのである」ってな内容の説明はなんともはやって感じで特に印象に残りました。^^

(追記) 朝日新聞のHPに↑の本の書評がありました。ここをご覧ください。

 




 
# by blende1 | 2014-03-01 17:31